駐車場に車が入らない②
最初は三輪バイクではなく、車購入を検討していたTrike家は、駐車場に車を入れるため前の家セットバック部分の使用を諦め、
少しの望みをかけて電信柱の移動を検討しました。
電信柱の移動には、まず電柱の所有者の電力会社に連絡を取り、現地を見てもらい移動にかかる費用の見積もりを取ることになります。
費用は無料、30万〜50万円程度など諸説あり期待していましたが、Trike家が聞いた限り基本的には有償。Trike家の場合約100万円でした。
費用的なこともさることながら、一瞬にして電信柱移動の希望を打ち砕いたのは、
- 1m以内の電柱移動はできない
- 電信柱はおそよ30m〜50m間隔で必要
- 移動先の場所の交渉は自分たちでしなければならない
とゆう電信柱移動の条件。
とゆうのも、上記条件を満たす移動先は・・・例のセットバックの家の前でした。
電信柱の移動前後に私道が絡む場合には、自分たちで私道権利者達の承認を得なければならないなど、費用負担だけでなく労力もかかることも分かり、
電力会社さんが見積もりに来てくださった時に「こんなに大変なら土地購入時の条件として不動産会社に交渉して貰えばよかった・・泣」とボソッと呟いたら「きっとその分の費用は土地購入の見積もりに上乗せされるだけですよ」と慰めてくれました。
こうして、Trike家の車購入は赤信号が点滅しはじめました。
駐車場に車が入らない①
車購入で最初に立ちはだかった問題が自宅の駐車場問題でした。いわゆるセットバック問題です。
◆セットバックとは◆
家の敷地は幅４m以上の道路に２m以上接することが法律で定められており、幅が４m未満の道路に接している敷地は、建築基準法第４２条２項によって敷地を後退させて幅４m道路を確保すること（=セットバック）が定められています。
本来、セットバックは消防の観点から消防車が通行できることが求められる道路なので、通行の邪魔になるような物の設置は出来ない決まりになっているものの、セットバックした土地は地方自治体に寄付をしない限り所有権は残るため、「セットバックしたところも自分の土地だ！」と道を塞いだり通行を制限したりするトラブルがおきがちなのですが、Trike家もこのパターンでした。
門戸や壁と言った動かせないもので塞いでいるあれば確実な違法性を問えるのですが、植木鉢という動かせる物の場合対応が難しくなると言われており、Trike家の場合は容易に動かせないタイプの業務用大型植木鉢×複数でした。
※画像はイメージです。
この植木鉢のおかげで、家の前まで車が直進でも入れられない。家の前まで車が入ったとしても駐車場にハンドルがきれないのです。
正攻法で淡々といけばセットバック部分の使用は可能だったのかも知れませんが、これまで娘も可愛がっていただいており、今後もここで生活していくことを考えると遺恨しか残さないだろうとゆうことで夫婦で話し合いセットバック部分の使用は諦め、別の方法を検討することになりました。
About us 電動三輪バイクと３人家族
共働き夫婦と４歳娘＆９歳犬の３人＆１匹家族のTrike家です。
子供も活発な年頃にもり、電動自転車での移動では大人１人＆１匹が余る・・ということで、大きな公園や遠出、帰省のために車の購入を検討していた時知った「三輪バイク」という乗り物。
車の駐車場問題や週末しか乗る機会がないのにかかる維持費など、車購入に踏みきれずにいたTrike家の希望になりました。
そんなまだあまり知られていないニッチな三輪バイクのこと、三輪バイクに辿り着くまでのこと、私たちが選んだ電動三輪バイク「URBAN TRIKER」とTrike家のことなどを書いていこうと思っています。
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